2016年5月議会報告

定例議会報告

イメージ:定例議会報告

平成28年5月定例議会が開かれました。5月25日から6月17日までの本会議で、一般質問は、高橋雅彦、田中八州男、浅野俊雄、園山繁の4名の議員、一問一答の質問は、田中明美、池田一、小沢秀多、加藤勇の4名の議員によって行われました。


高橋雅彦議員(一般質問)

ものづくり産業への支援
【問い】鉄文化の歴史を背景に刃物産業を支援し、日本の産地として振興に活用する必要はないか。

【答え】たたら製鉄は島根の誇る産業である。雲南地域では近代たたらを活用し、付加価値の高い刃物製品などを製造する構想も聞いている。島根の刃物産業は、素材から製品まで幅広い要素がある。地域の活性化につながる可能性も高いことから、今後市町村とともに観光の視点も含めて振興を図る。

 

 

 

田中八洲男議員(一般質問)

島根原発1号機廃止措置計画につい
【問い】長期間に及ぶ廃止措置や低レベル放射性廃棄物の適切な処分について、住民の安全確保を図るため、県としてどのように対応していくのか。

【答え】廃止措置の実施状況は、安全協定に基づき、中国電力から定期的な報告を受けることなどにより状況をチェックしていく。また、低レベル放射性廃棄物の処分の円滑な実施について、国や電力会社の取組を注視し、必要な事項を要請していく。

 

 

浅野俊雄議員(一般質問)

伯備線の高速化(中国横断新幹線)について
【問い】全国新幹線計画の中、中国横断新幹線を国交省が責任着工する整備区間にして着工すれば10年余で開通できる。山陰新幹線は仮に整備区間になり着工しても開通まで45年余かかる。中国横断新幹線を直ちに整備区間に格上げするよう、知事の政治力で国に呼びかけていただきたいが、考えを伺う。

【答え】関係県や国会議員や関係者の方々とよく議論し、どのように進めたらよいか検討していきたい。

 

 

園山繁議員(一般質問)

地域医療のあり方について
【問い】医療介護総合確保推進法で地域医療構想の策定が求められており、地域包括ケア体制の整備にはマンパワーの確保や地域医療機関と介護、療養施設との連携が不可欠だが、中核となる県立病院の経営阻害要因をどう克服するか。

【答え】地方公営企業法で許容される救急や僻地医療への財政支援をしつつ、経営分析指標等を参考にして、医療を取り巻く状況変化に対応した医療従事者の確保や医療水準の確保を図りたい。

 

 

田中明美議員(一問一答)

合計特殊出生率について
【問い】県の人口ビジョンの最終目標を合計特殊出生率2.07としているが、今後もスピード感を持って施策を推し進め、一年でも早く目標達成するために今後の展開をどのように考えるか伺う。

【答え】現時点で合計特殊出生率が1.8に上昇したことは喜ばしいことで、現状値の背景にある様々な要素を究明し、さらなる対策を講じ、島根で暮らしたくなるような産業振興、経済発展に努力していく。

 

 

池田一議員(一問一答)

全県や圏域ごと等様々な計画策定の必要性について
【問い】県の地方創生を、今後より実効的かつ効果的なものにするには、県一本で一律に施策を推進するのではなく、小さな拠点を核にした圏域ごとの計画策定が必要ではないか。

【答え】地域の特性や実情に応じた施策の展開が重要であり、県総合戦略以外にも圏域や地域を念頭においた計画もある。市町村においても振興計画を策定しており、相互に成果が出るように連携して取り組む。

 

 

小沢秀多議員(一問一答)

教科書謝礼問題について
【問い】複数の教科書会社が検定中教科書を教員等に閲覧させ謝礼を渡していた。再発防止対策は。

【答え】特定の教科書発行者と関係を有する者を教科用図書選定審議会委員、調査員等に選任しない、教科書の著作編集関係者、教師用指導書執筆者等を教科書採択に関与させない、教科書会社と健全かつ適切な関係を保つよう全ての学校、教員に指導を徹底する。以上を市町村教育委員会と小中学校長に指導した。

 

 

加藤勇議員(一問一答)

島根県信用保証協会の保証料について
【問い】島根県信用保証協会のテレビコマーシャルをやめて、中小企業の融資に対する保証料を下げてはどうか。

【答え】コマーシャルは、広く中小企業者に同協会の業務を周知し、利用してもらうことで、安定した保証業務に繋げるという経営の一環としての取り組み。コマーシャルはうまく活用しながら、中小企業ができる限り負担しやすい保証料水準となるよう、引き続き努力してもらいたい。