平成20年9月定例議会報告
平成20年9月定例会が開かれました。 (会期:9月16日~10月8日) 9月19日から9月25日の本会議で、自民党議員連盟から1名の議員が代表質問を7名の議員が一般質問を行いました。
《知事の県政運営について》
【浅野議員の質問】
溝口知事は聞き上手で評価も高い。一方、県勢高揚の誘導力をアップされたいとの期待意見について所感は。
【知事 答弁】
県政運営の仕方について、自動車のスピードに例えての指摘は大変参考になった。しっかりと受けとめ、県民の期待にこたえ得るよう今後一層の努力をする。
《景気対策について》
【浅野議員の質問】
公共工事依存型の島根の景気は悪く、公共工事受注額の割合が出雲と石見では74:26である。補正予算の早期成立と平成21年度予算の前倒しを積極的に提言すべきでは。
【知事 答弁】
米国の景気低迷、金融不安、世界的な原油価格高騰に伴う問題など、経済の先行きに大きな懸念が生じている。地方経済の実情を国に訴えながら、必要な対策について要請する。
《過疎法の延長について》
【浅野議員の質問】
平成21年度で期限切れとなる過疎法の延長は県内市町村の期待も高い。今後の対応と見通しは。
【知事 答弁】
次期過疎法の制定は政府・与党にも必要性の認識がある。過疎地域の少子高齢化の進行、小集落の衰退、消滅といった新たな現実に的確に対応した制度の構築を島根県の提言としてまとめている。
《竹島問題について》
【浅野議員の質問】
中学校社会科の学習指導要領解説書に対する竹島の記述で韓国の国論が沸騰した。領土問題に対する日本政府の対応への知事の所感は。
【知事 答弁】
学習指導要領の解説内容変更に伴う各国の反応はさまざまで、ロシア、台湾、中国と韓国は全く異なっている。竹島問題は極めて難しいが、日本国民の理解を深めるため、島根県は今後も啓発運動を進めたい。
《病院の医師・看護師不足について》
【浅野議員の質問】
臨床研修制度や看護報酬の改正により地方病院の医師や看護師が急速に不足するという厚生労働省の政策に対し、知事は怒りを表明すべきだ。県の対応は。
【知事・健康福祉部長 答弁】
医師不足は深刻で、国に対し地方大学医学部の定員増を強く求めたが、効果は8年後で、現役の医師確保に努めている。看護職員についても学生の県内就業促進や離職防止、再就業の支援など、病院や市町村と一体となって確保に取り組んでいる。
《観光振興について》
【浅野議員の質問】
観光圏整備法に呼応して、島根・鳥取で大山、宍道湖・中海、出雲大社・銀山の観光圏域が選定される見通しだが、隠岐は。
【知事・商工労働部長 答弁】
御縁で結ばれる感動の旅として島根県内の5市4町と鳥取県内14市町村を範囲として圏域を設定した。境港の水木ロードなどと隠岐とのリンクについては、島根県観光戦略アドバイザー会議などの意見を基に情報発信や時間、経費、利便性などの問題に対する具体策を検討したい。
《斐伊川、神戸川の治水対策について》
【浅野議員の質問】
尾原、志津見ダムおよび斐伊川分水の事業予算の見通しと大橋川拡幅関連事業の事業着手の前提となる中海沿岸護岸の整備状況は。
【知事・土木部長 答弁】
今年度の斐伊川治水関係予算は221億円で、所要見込額700億円はダムが完成する平成22年度まで250億円、斐伊川放水路の完成まで100億円程度を見込んでいる。大橋川改修の着手に必要な3条件(森山堤防の開削、環境調査の実施、中海護岸の整備)のうち、護岸整備は国交省、農水省など関係機関と調整中である。
《県立学校の再編について》
【浅野議員の質問】
生徒数の減に対応し、県立学校の再編・統合が検討されているが、小規模校の存続と養護学校高等部の整備方針は。
【教育長 答弁】
県立学校の再編計画は、検討委員会が示した統廃合の基準を踏襲するが、高校は地域の自治、文化的拠点としての役割も果たしており、まずは地元の熱意と努力による存続の道を追求する。養護学校の安来、邇摩分教室の設置は既存高校の校舎の一部を改修して、各学年1クラス8名を定員として来年度から3学年とも受け入れを行う。

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